世界ニーム会議(World Neem Conference)

世界ニーム会議(World Neem Conference)は、原則として2年に一度開催されることになっていましたが、2006年の開催が延期されていました。2007年11月21日(水)〜24日(土)に、同会議の主催であるインド・ニーム財団(Neem Foundation)は、第5回世界ニーム会議を、南インドにあるコインバトール市(Coimbatore)で開催しました。

 

ニーム財団とは、1993年にインドで発足した国際的な非営利機関で、ドイツ、イギリス、インド、イタリア、カナダ、メキシコ等の研究者らが主要なメンバーとなり、会議ではニームに関する最新の研究発表が行われています。ニーム財団は、インド政府のプロジェクトを実行している組織で、インドでニーム関連の産業を行っている企業のほとんどすべてがこの会議に参加しています。

ニームの木とは?

ニームとは、インドセンダンとも呼ばれ、広く東南アジアから中近東に自生する樹木です。とくにインドでは街路樹として身近にどこにでも見られ、樹皮、種子、実や葉などすべてに薬効があるとされ「ミラクルニーム」といわれています。

 

樹木全体に含まれる苦味の成分を害虫が嫌い、有機農業の防虫対策に有効です。ドイツの昆虫学者が、アフリカのスーダンでイナゴの大群の襲来により、あらゆる木葉 や野菜類が食べつくされたのに、ニームだけは食べられずに残ったという光景を目撃したの がきっかけで、研究が行われるようになったということです。